
前作より約8年…。
ホワイトブランクスからオーシャンブルーへと生まれ変わったPPJ。
新素材「トレカ®T1100G」を採用し、大幅なパワーアップと強度アップを実現。
生まれ変わったブランクスは更なる高みへとアングラーをいざなう…
中深海スローから浅場でのハイピッチを両立させるレギュラースローテーパー

中深海スローから浅場でのハイピッチを両立させるレギュラースローテーパーのB60-PPJ。
遠征ジギングにおける浅場~150m程度の水深で250~500g程度のスロー系のジグをスロー&ハイピッチで巧みに操り、大型のハタ類、ボトム付近に生息する大型カンパチを誘い出す事を目的とした。また浅場でのハイピッチにおいてドテラでのヒラマサなど青物類を誘う事の出来る高反発のベリーを持つ。ロッドを立ててしっかり曲げこむ事でこのブランクスの持ち味であるバットパワーで魚に違和感を与えず浮かす事ができるようにセッティングした。
ややローレスポンス気味に飛ばす事でジグをよりナチュラルに操作できるように設計

B57-PPJは近海ジギングにおいて潮が行かないタイミングやビシバシ飛ばすハイピッチでは反応しない時間帯や渋い状況下で~400g程度の軽いジグをロッドの反発を利用し、ややローレスポンス気味に飛ばす事でジグをよりナチュラルに操作できるように設計した。
バットパワーが強く破断強度もかなりUPしたことで、パヤオのキハダジギングや~100kg程度の中型サイズのクロマグロジギングにおいてもバットパワーを活かした本気のファイトができるとても面白いロッド。ロッドの程よい軽さ軽い引き心地、一日中振っていたくなるようなそんなロッドに仕上がった。
様々なアプローチで遠征ジギングを攻略できるロッド

B55-PPJはカンパチ遠征ジギングにおいて300~500gと最も使用頻度の高いジグをハイピッチで誘う為のテーパーに設計。高反発でありながらトルクのある独自の肉厚プランクスは、大型カンパチのトルクを受け止め締めこまれたハイドラグのリールをロッドの反発とバットパワーでアシストする。またオナガやカンナギをターゲットとした中深海スロージギングにおいて800gまでのヘビージグを楽に操作できる。ジグの操作性や耐久強度のみが上がったのではなく、トータルバランスがアップデートされた事で使用範囲が広く様々なアプローチで遠征ジギングを攻略できるロッドに仕上げた。
複雑な潮を攻略。ベリーバットのトルクがジグをしっかりと動かすことができる。

高活性のカンパチを誘う際、ジグを大きくそして力強く動かす事が近道となる事が多い。
B52-PPJはショートレングスの強みを活かしハイピッチで250~600gのジグをスローではMAX1000gのジグを思いのままに操作できる。潮が複雑な状況下でもトルクのあるベリーバットから放出されたパワーはジグへと伝わりキレとバワーを与えしっかりと動かす事が可能となる。中深海スローのヘビージギングにおいてもジャークの楽さを追求した1本でもある。離島ジギングや難易度の高い中深海ゾーンでのカンパチジギングやヘビースローに是非使用して頂きたい。
また未知なる大物が潜む500mを超える深海域へチャレンジするロッド

国内最高峰の大場所での遠征ジギングにおいて200~300mと水深の深い場所に生息するカンパチを攻略する際に使用するヘビージグMAX800gをハイピッチ出来るB50-PPJ。また未知なる大物が潜む500mを超える深海域にてスローでMAX1200gのジグを楽にジャークできるモンスターロッドだ。複雑な潮流による重い潮を攻略し最も激しくジグを動かす事が出来るブランクスに仕上げた。高反発でパワフルなブランクスは、力に自信のない方や女性でもヘビージグのジャークをロッドがアシストしてくれるとても楽なロッドだ。

リールシートはT-DPS20を採用。前作よりフロントグリップのEVAを厚く耐久性をアップ。

トップガイドはチタンフレームのMNSTガイド(SiC)、ティップセクションはチタンフレームのKWガイド(SiC-S)、バットガイドは足高のチタンRVガイド(SiC-S)を採用。

若干細くシャープな形状に。ジャーク時に脇に引っかかるようにシャープさを出しつつ、しっかりホールドできる形状に設計

トレカ®T1100G採用で驚異の粘りと軽さを実現
| 規格 | B60-PPJ | B57-PPJ | B55-PPJ |
| 全長 | 6’0″ ft (1.80m) | 5’7″ ft (1.70m) | 5’5″ ft (1.65m) |
| 継数 | 1本 | 1本 | 1本 |
| 仕舞 | 180cm | 170cm | 165cm |
| 自重 | 165g | 157g | 160g |
| 適合ジグ(Hi) | 150-350g | 180-400g | 200-500g |
| 適合ジグ(SLOW) | MAX500g | MAX600g | MAX700g |
| 推奨ライン | 4.0 (PE) | 4.0 (PE) | 4.0 (PE) |
| 本体価格 | ¥64,000 (税込¥70,400) | ¥64,000 (税込¥70,400) | ¥64,000 (税込¥70,400) |
| 製品コード | 907-8071 | 907-8088 | 907-8095 |
※写真、スペックはプロトタイプのため実物とは異なる場合があります。
| 規格 | B52-PPJ | B50-PPJ |
| 全長 | 5’2″ ft (1.58m) | 5’0″ ft (1.52m) |
| 継数 | 1本 | 1本 |
| 仕舞 | 158cm | 152cm |
| 自重 | 163g | 167g |
| 適合ジグ(Hi) | 250-600g | 300-800g |
| 適合ジグ(SLOW) | MAX800g | MAX1200g |
| 推奨ライン | 5.0 (PE) | 6.0 (PE) |
| 本体価格 | ¥64,000 (税込¥70,400) | ¥64,000 (税込¥70,400) |
| 製品コード | 907-8101 | 907-8118 |
※写真、スペックはプロトタイプのため実物とは異なる場合があります。





スローエモーションPPJとして展開してきた「PPJシリーズ」多くの大物アングラーからの支持を受けパワーピッチジャークを確立してきたロッド。そのロッドが約8年越しにリニューアル!
前作を踏襲しつつ、それぞれで少し用途やエリアは異なるが、全体的に共通し大きく変わったところは、「パワーと耐久強度」。
どの番手も前作と比較して扱えるジグの重さの範囲が広がった。

PPJシリーズは、ブランクス素材のトン数で言うと、基本的には30tと24tをメインプライという形で作っていました。今回、その30tのカーボン素材の代わりに「トレカ®︎T1100G」を採用しています。これまで採用していた30tよりも弾性が強く、強度が強いと言われている素材です。この素材の変更がシリーズ全体を大きく変えました。

前作のPPJシリーズの破断強度は、60度で保持した場合、平均で約10kg。
同等クラスのロッドで比較しても「かなり強い」と言われていた。そこへ「トレカ®︎T1100G」を採用し新たなブランクスを作り上げることで平均で約20kg、
約2倍の強度を実現。
驚くことに、どのアイテムも自重はほとんど変わらない。前作より軽くなった番手もある。
自重を重くすることなく、素材とカーボンの巻きのバランスを変更することによって、約2倍の強度を出せるようになった。

パワーが大幅にアップしたということ。そして耐久強度が約2倍になった点です。それなのにロッドの自重は前作同等か、むしろ軽くなっていることも強調したいですね。
B-60では、前作は180gだったものが、耐久強度がほぼ2倍になって自重は175gに。軽くなりしゃくり心地がさらに良くなった。
これは非常に価値のある進化(UPDATE)だ。
より長く使ってもらえるよう多くの改良を施し、オーシャンブルーのブランクスカラーは劣化しにくく、グリップ周りのEVAも保護したり厚くしたりすることで、破損しにくい構造に変更。
すべてがアップデートされたモデルになったと思います。
